自己破産の体験談

私が経験した自己破産について、簡単にご紹介します。もし現在債務に悩まされていて、どうしたらよいかわからなくなっている人がいたら、参考にしてもらえば幸いです。

そもそも私が借金をしたきっかけですが、友人に騙されてマルチ商法に引っかかってしまったことです。その頃私は大学を卒業したばかりでフリーターをやっていましたが、収入が不安定で毎日の暮らしにも不安を抱く日々でした。ただ、新しく見つけたアルバイトで良い友人達にも恵まれたおかげで、比較的安定して生活することができはじめていた時でした。

そのアルバイトで知り合った友人が、ある時良い金儲けの話がある、と私を誘ってきたのです。今から思えば明らかにおかしな点は多いのですが、その頃は特に疑いもせず、友人の話を興味を持って聞きました。どうやら友人は情報商材のようなものを販売しているらしく、それがとても儲かっているとのことでした。

それで、自分だけがこんなにうまくいっているのは申し訳ないので、友人である自分にもチャンスをあげようと考えて紹介した、などと言っていました。その情報商材は先行投資が必要なものの、確実に元が取れてすぐに儲けが出るという類のものでした。明らかにマルチ商法まがいの商品なのですが、当時の私は疑いもせずそれを購入してしまったのです。

費用は約150万円でした。もちろん、そんなお金はありませんから、消費者金融から借りて工面しました。確実に儲かることを夢見て、無理をして借金をしたのです。

後はお決まりのパターンでした。商材を売ったあと友人はすぐに姿を消し、私の手元には売れもしないクズ商品と150万円の借金だけでした。アルバイトの稼ぎだけではとても返済を続けていくことはできず、返済のためにさらに借金を繰り返す泥沼の状態になり、気がついた時には借金は軽く300万円を超えていました。

このままではもうどうにもならないと思い、信用できる友人に相談したところ、すぐに弁護士に相談しろと勧められました。友人が紹介してくれた弁護士は、私の話を聞いてすぐに自己破産をするように勧めてくれたのです。

自己破産なんて思いもよらない方法でしたが、私のケースだと、自己破産がベストな方法とのこと。自己破産には、しばらく新たな借入ができなくなることや、資格制限がかかるなどのデメリットもありますが、私の場合はそれらが大したデメリットにはならないこと、それ以上に借金をすべて無しにできるメリットがあるので、すぐにでも自己破産をするべきとのことでした。

今から考えても、この時に弁護士さんに依頼してよかったと思います。とにかく返済を止めたかったので、一日でも早く破産ができることを願っていましたから、プロに依頼して素早く手続きを行なってもらえたことがありがたかったですね。

自己破産の流れとしては、地方裁判所へ必要書類を提出する所から始まりますが、この書類には陳述書が含まれており、借金の理由や返済できない理由などを細かく記載する必要があります。恐らく自分だけではどのように書いて良いかわからない所でしたが、弁護士さんにサポートしてもらえたので問題なくできました。

必要書類を提出後、破産の尋問に入ります。本来なら提出から尋問開始まで1ヶ月程度必要なのですが、弁護士を代理人にしている場合は即日面接が可能なので、提出してすぐに尋問を受けることができます。この点も、弁護士を使うメリットです。私は処分するべき財産は何もありませんから破産手続きが開始されると同時廃止になり、1か月後に免責許可を受けて自己破産をすることができました。

弁護士さんに相談をしてから2ヶ月弱で自己破産ができたことになります。これだけ素早く自己破産ができたのもプロに依頼したおかげなので、本当に感謝しています。


Copyright © Since 2012  債務整理相談所  All Rights Reserved.