過払い金返還の体験談

少し昔のことになりますが、私は以前、過払い金の返還請求を行なって少額ではありますが、お金を取り戻すことができました。

初めは旅行費用の建て替えのために消費者金融から借りた30万円だけだったのですが、一度消費者金融の便利さを体験してしまうと、ついついちょっとした出費がある時に頻繁に利用するようになってしまいました。ついには車の購入費用なども消費者金融からの借入で賄うようになり、最終的な借入額は400万円以上になってしまったのです。

その後、なるべく生活が破綻しないようにやりくりしながら返済を続けていたのですが、返済期間が6年目を迎えたあたりで、友人の一人が過払い金の請求ができたということを知り、もしかすると自分もできるかもしれないと思って弁護士に相談したのです。

私の話しを聞いて弁護士の方はすぐにでも過払い金の返還請求しましょうと言って頂けました。それまでの業者との取引履歴はすべて自分でも準備していたので、それを元に先に弁護士の方に金利の引き直し計算をしてもらい、間違いなく請求できると判断して、返還請求を行うことに決めたのです。

返還請求の手続き自体はさほど大変ではありませんでした。私は弁護士の方に相談して、受任通知を貸金業者に送るように依頼しただけですから、後のことはほとんど弁護士の方にお任せしてしまったので、自分で何かやることはあまり無かったです。

ちなみに、受任通知を業者側に送ると、その時点でそれ以上の返済はストップできるんですね。知らなかったので驚きました。

私の方でも返済の取引履歴はすべて記録していましたが、取引履歴については業者側からの開示を受けないと正式な計算ができないらしく、情報開示を受けるまでに1ヶ月近くかかったのが意外でしたね。ただ、中には開示に応じない業者も少なからずいるらしく、故意に取引履歴を抹消して開示しない場合もあるようです。私の場合は、時間はかかったものの、ちゃんと開示してもらえてラッキーでした。そこそこ規模の大きな業者だったからかもしれません。

その後、弁護士の方が再計算した結果から、私は過払い分で元本をすべて相殺した上で、約50万円の請求ができることがわかりました。業者にその旨を通知して、過払い金の請求をしたのですが、訴訟をしなければ請求に応じさせることはできないと覚悟していたものの、実際には弁護士からの過払い請求だけで業者側が応じたので、かえって驚きました。

弁護士曰く、過払い金の請求事例が非常に多くなっているらしく、中堅以上の規模の業者の場合、訴訟手続きをすべての案件に対して行なっているとその方が費用がかかるため、少額の場合は訴訟なしで請求に応じてしまうことがあるそうです。私の場合はそのおかげで訴訟なしで過払い金を取り戻せたわけですから、ありがたかったですね。


Copyright © Since 2012  債務整理相談所  All Rights Reserved.