債務整理の体験談(1)

私が債務整理を行ったのはもう数年前になります。

私の借金の原因はギャンブル好きによるものです。競馬、競輪、パチンコなど賭け事ならなんでも好きな性分で、ハマってしまうと気が付かないうちに多額のお金を使い込んでいることが多かったため、ちゃんと仕事はしていましたが、常に借金がある状態が続いていました。

そんな状態が長く続くわけもなく、多重債務の状態になり、返済もままならなくなって、弁護士の方に債務整理についての相談をしたのです。

私の場合、借金の原因がギャンブルのためのお金ですから、自己破産はできないと弁護士の方に初回の相談の時にはっきりと言われました。どうやら免責不許可事由の中にギャンブルによる借金の場合は自己破産を認めないという項目があるらしく、私のケースでは自己破産によって債務を帳消しにすることは不可能なようでした。

ただし、幸いにも仕事は続けていましたし、比較的安定して給与が得られていたため、任意整理によって借金を減額することを提案されました。私が借入をしていたのは主に消費者金融会社でしたが、当時の業者はかなりの高金利で融資をしており、利息制限法の限度を軽く超えた金利になっていました。

返済期間も5年以上続いていましたから、利息制限法の上限額で引き直し計算をすると過払い金が出ることもわかっていたので、ほぼ確実に元本を減らすことができるだろうと言われたので、それだけでもかなり安心できました。

ただ、任意整理の場合、代理人を立てるとは言っても債権者(消費者金融)との交渉が必要ですから、果たしてうまくことが運ぶだろうかという不安はありました。ですが、実際に任意整理の受任通知が業者に届いて交渉が始まると、こちらが驚くほどスムーズに話が進み、業者側はこちらの提示した減額にもすぐに応じたのです。

どうやら、こちらの提示した減額交渉に応じない場合は裁判所への提訴が必要になり、そうなると業者側も弁護士を立てて地方裁判所でのやりとりが必要になるため、その訴訟費用などを考慮して少額であればすぐに交渉に応じるケースが少なくないそうです。

もちろん、任意整理ですから、元本が減ったと言っても返済期間は3年間に限定されています。返済額自体はそれまでよりもやや増えたのですが、弁護士の方に代理弁済を依頼して、こちらは弁護士へ毎月一定額を支払うだけにしたので、プレッシャーもなく安定して返済することができました。

すべて返済が終わった今でも、任意整理によって信用情報機関に5年間はこちらの事故情報が残ります。しばらくは借金はできませんが、ギャンブル好きを抑える良い口実になっていると考えることにしています。


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